秋の訪れとともに、気温も下がり、私は玄米のおにぎりを持って昼食を楽しむようになりました。
ある日、公園のベンチでおにぎりを頬張っていると、なんと後ろを振り向くとカラスがいたのです。
おにぎりを奪われないかと心配しながら、警戒しながら食べ続けました。
ところが、振り向くとカラスは目を逸らしているではありませんか。
さらに振り向くと、カラスが少しずつ近づいてきて、再び目をそらすのです。
まるで、私が子供の頃に遊んだ「だるまさんが転んだ」のような光景でした。
おそらく、そのカラスは人懐っこい性格だったのかもしれません。思わず笑ってしまいました。
そして再び振り向くと、あのカラスはどこかにいなくなっていました。